最も低価格で出来る 走りのフィーリング向上 |
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足回りの性能低下は症状として分かりにくく、 人それぞれの「乗った感じ」によってその度合いは様々です。 しかし、ここでハッキリ言える事は 「5万Kmを超えるビートはその性能が確実に低下している」 という事です。 |
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スタビライザーの性能を 十分に発揮させてやる事が重要 |
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スタビライザーには、コーナリング時などの車高調の特性変化を 最小限に抑え、タイヤの接地面積を最大限に生かし、さらに限界 付近でのサスペンションにねばりを持たせる働きがあります。 つまり常に姿勢を安定させ、ロールを抑えるという事です。 |
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黄色で囲まれた部分がスタビライザー | ||
スタビライザーブッシュ | ||
このスタビライザーを固定している部分に「ゴムブッシュ」が 使用されており、さらにゴム特性によるクッション的な役目も あわせ持っています。 このゴムブッシュは間違いなく劣化します。 症状としては・・・・ ■「G」によりブッシュ自体の大きさが本来の 1/2〜2/3に縮んでしまう(ペッチャンコになる) ■硬化によるクッション性の低下 ■ヒビ割れ などが挙げられる |
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スタビライザーブッシュは、2/3程度の大きさに圧縮、 組付けされ、スタビ固定とクッション効果を担う。 しかし、劣化が進むことで硬化し、さらにペッチャンコ になっていく。 |
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このゴムブッシュが硬化し、ペッチャンコになると、 スタビライザーの固定部分にすき間が生じます。 この [すき間=遊び] により、スタビライザーが しっかり固定されず、その性能を十分に発揮する 事が出来なくなり、走りのフィーリングが著しく低下 します。 |
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スタビライザーブッシュは片側で5個使用されている | ||
ロア アームブッシュ | ||
ロア アームブッシュ(ゴム)の劣化・硬化は、 ハンドリングにかなり影響を及ぼす。 |
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前輪片側に1個使用。劣化によりスムーズな ハンドリングが期待出来なくなる。 |
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ゴムブッシュ交換 | ||
そこで! 右図のゴムブッシュたちを交換する事により、「シャキッ!」と 引き締まり、スムーズな走りになり、限りなく新車時に近い フィーリングを取り戻すことが出来るのです。 部品代は非常に低価格です! ■スタビライザーブッシュ 部品代・・右図(小)×8ケ→@170円 (中)×2ケ→@210円 ■ロア アームブッシュ 部品代・・・・ 右図(大)×2ケ→@570円 ■工賃・・・10.500円 |
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⇒合計金額 13.420円(税抜) | ||
ちなみに・・・ ビート用のサスペンションは、スポーツ仕様(固め)にセッティングされている上に軽車両である事から、サス自体は 走行距離のわりにヘタリにくいですが、気になるような状態であれば一度ご相談下さい。 ショックアブソーバーは「油漏れ」や「ぬけ」が無い限り、交換の必要性はありません。 |
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低価格で出来る ブレーキ性能アップ! |
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ブレーキは、ローター(ディスク)をブレーキパッドで挟んで 制動作業を行います。 メンテナンス方法は・・・ |
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ブレーキパッドの動作をチェック | ||
・キャリパーピストンにオイル漏れは無いか ・キャリパースライドピンが正常に動くか ・ブレーキホースに亀裂が入ってないか ・マスターシリンダーからオイルが漏れてないか ・ゴムブーツ内でグリス切れが起きてないか |
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ブレーキパッドの状態をチェック | ||
・パッドの摩耗度 ・熱、水、泥などの付着による劣化・変質が起きていないか 左・・・消耗パッド 右・・・新品パッド 右図は摩耗部分がかなりすり減り、中心にひび割れが発生。 |
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摩耗度は一目瞭然 | ||
上・・・消耗パッド 下・・・新品パッド |
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ローター(ディスク)の状態をチェック | ||
ローターはほとんどの場合サビている。 雨の日に走行すると水がバシャバシャかかり、どうしても泥や 砂利なども付着してしまう。 |
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このローターを下図のように研磨作業にかかります。 | ||
ローター研磨 | ||
ローターのサビを研磨して除去します。 それと同時にブレーキパッドを新品に交換する事により、 制動力が格段にをよみがえります。 最も重要なことは、ローターとブレーキパッドがしっかり密着 する事であり、これによってブレーキ鳴きがおさまる。そして ブレーキ時にペダルに伝わってくる「ガタガタ感」が解消される。 |
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@ 確実にローターを研磨機に取り付ける為、 固定部分のサビを除去。 |
A 研磨第1回目。研磨ツメがサビを 落としはじめている。 |
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B 研磨第2回目。ツメを合わせて開始するところ。 一回の作業ではサビを落としきる事が出来ない。 ほとんどの場合、ローターが不均一に摩耗して いるからだ。右図に比べ輝きが一定では無い事が よく分かる。 |
C 研磨3回目を終え、4回目が終了したところ。 輝きの違いがお分かりになるでしょう。最低でも 3回以上研磨をしないと均一面にならないのです。 最後には中心部を防サビペイントして完了。 (下図) |
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低価格にて! | ||
一般的には新品ローターに交換する 場合が多いようですが、 当社ではローター研磨することで低価格にて リフレッシュする事が出来ます。 |
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研磨工賃(脱着工賃込) ⇒ 一か所につき 5.000円(税別) (4輪で20.000円税別) | ||
下回りも丁寧に | ||
下回りは見えない部分ですが、当社では防サビ 効果を含んだペイントを全体に丁寧に施します。 |
シャシ リフレッシュ |
およそ5万Kmを超えるビートは各箇所に劣化が生じ、足回りのフィーリングも低下します。
パーツごとごっそり交換するのではなく、低価格にてリフレッシュを行うことで心地よい
フィーリングを取り戻します。
その他、通勤・通学〜サーキットまで、お客様のご希望のセッティングに仕上げます。
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